トイレでの”あの音”、誰もが気になるあの瞬間。特に公共の場所では、ほかの誰かに聞かれるかもしれないと思うと、ちょっとしたストレスになりますよね。
公共のトイレなら「音姫」があって安心ですが、お家やオフィスではそうもいかず、どうしたらいいか悩んでいる方も少なくないでしょう。
でも、ご安心を！実は、トイレの音を気にせず過ごすための対策が存在します。
具体的には、
- 持ち運べる音姫を携帯する
- スマホアプリを駆使する
- 【自宅向け】音姫の導入
- 【自宅向け】防音壁へのリフォーム
- 【自宅向け】防音・遮音テープで音漏れ防止
など、5つの方法があります。
トイレの音を隠すために水を流し続けてしまっていたあなたへ。資源を大切にしつつ、もっと快適なトイレタイムを目指しましょう。
この記事では、
- トイレの音を気にせず過ごすための5つの対策
- 音を立てずにトイレを利用するコツ
- トイレの音に敏感な人の割合や、音が伝わりやすい条件
などについて、わかりやすくご紹介します。
トイレの音に悩む日々にさよならを。この記事を読んで、もっとリラックスできるトイレタイムを手に入れましょう。
トイレでの気になる音、もう心配無用！知っておきたい対策5選
自宅なら家族に堂々と伝えられるトイレの音の問題ですが、他人の家や職場では話が変わってきますよね。
「音を消したいけれど、他人の家で余計な水を流すわけにもいかない」と考えている人は多いのではないでしょうか。
音姫が設置されていない場所で、上手に音をごまかす方法があればいいのに…。
そこで今回は、トイレの音を目立たなくするための5つの簡単な方法をご紹介します。手軽に試せるものばかりなので、自分に合った方法を見つけてくださいね♪
①手軽に持ち運べる携帯型音姫
外出先でも安心！手のひらサイズで持ち運びやすい「携帯型音姫」をご存じですか？
この便利なアイテムは、カバンの中にさりげなく入れておくことができるんですよ。
携帯型音姫には、メーカーによっていくつかのバリエーションがあります。
- キーホルダーかストラップか
- 電池が必要か不要か
- 音の大きさ
購入の際は、これらの点をチェックすると良いでしょう。
壁掛け型の音姫よりは少し音が小さいものの、キーホルダータイプならバッグにつけておけばいつでも使えます。
特にキティちゃんデザインのストラップ型は、見た目も可愛らしく、流水音もしっかりとしていて評判です。
これがあれば、外出先でも「音姫がない！」という心配は無用。誰かの家に行く際も、ポケットにひそかに持っていけば安心です。
大人だけでなく、小学生の高学年から気にする子も多く、中高生になるとさらに意識します。生理用品を開ける音にも気を使う年頃です。
携帯型音姫は、そんな敏感な時期の少女たちにも大助けになることでしょう♪
②スマートフォンアプリで解決！
最近では、トイレの音を目立たなくするためのスマホアプリも登場しています。
多くは無料でダウンロード可能なので、「携帯型音姫を購入するほどではないけれど、できれば音は消したい」と考えている方にもピッタリです。
ここでは、特におすすめのアプリを3つピックアップして紹介します。
せせらぎ乙女
【特徴】
- ダウンロード数1万件以上
- 音姫のようなリアルな流水音で音量も十分
- 無限に流れ続けるので、何度も操作する必要なし
- 使い勝手が良く、可愛らしいデザインが人気です。ウィジェット対応でさらに便利！
オトいれ♪
【特徴】
- ダウンロード数1万件以上
- 大きな音量で、高音を強調したサウンド
- トイレの音や川のせせらぎ、シャワー音など6種類のサウンドを収録
- プライバシー保護と水の節約を同時に叶えます。他のアプリを開いていても音は続けて流れます。
音の乙女
【特徴】
- ダウンロード数5000件以上
- 勝手に鳴らないロック機能付き
- スマホを振るだけで簡単に再生・停止が可能
- 全12種類のサウンドを搭載。使用中も前面カメラが起動できるので、鏡としても活用できます。
お家のトイレを快適空間に変えるアイデア集
③【ご自宅でも気軽に】「音姫」でプライバシーを守るアップグレード
あなたのお家に、「音姫」を取り入れてみませんか？実は、音姫は個人宅でも簡単に設置可能なんです。ホームセンターまたはオンラインショッピングサイト、Amazonや楽天で手軽に購入できますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
電池一回の交換で、約1万回の使用が可能です。これがあれば、ご自身やご家族はもちろん、お客様がいらっしゃった際にも、心地よくトイレをご利用いただけます。取り付けも驚くほど簡単です！
【取り付け手順】
- 座った状態で手が届く位置に背面プレートを壁に取り付けます。
- プラスドライバーを使って、ネジで壁に固定します。
- 本体裏側に単三電池4本を入れます。
- プレートに本体をはめ込めば、設置完了です。
賃貸で壁に穴を開けられない場合でも、時計のように置いておくことが可能です。ただし、手動の停止ボタンがなく、センサーが反応しやすい点は、少々のデメリットかもしれません。
④【快適リフォーム】トイレを防音壁でアップデート
少し手間はかかりますが、トイレの壁を防音効果のある壁紙でリフォームするのも一つの解決策です。完全に音を遮断するのは難しいかもしれませんが、リフォーム業者に依頼しなくても、DIYで挑戦することが可能です。
自分で施工する場合、少々難しいかもしれませんが、不安な場合は専門のリフォーム会社に相談するのも良いでしょう。
防音シートと共に吸音シートも併用することで、より高い効果を得ることができます。施工の際は、先に吸音シート、その後に防音シートを貼るのがポイントです。
ホームセンターやオンラインショッピングサイトで購入可能なので、ぜひ検討してみてください。ただし、賃貸住宅の場合は、取り付けられないこともあるので、事前に確認が必要です。
静かな生活のための知恵袋：音を気にせず快適に過ごす方法
⑤【おうち時間の小技】防音・遮音テープで快適な空間を作る
ご存知ですか？実は、家の中で意外と音は簡単に漏れ出してしまうものなんです。特に、ドアの下の隙間からの音漏れは、想像以上に周りに聞こえてしまうことがあります。
そんな時は、防音・遮音効果も期待できる隙間テープを使ってみましょう。このテープはもともと、冬場の結露防止や隙間風をシャットアウトするために開発されましたが、防音・遮音としてもその効果を発揮します。
幸い、この隙間テープはホームセンターや通販サイト、そして最近では100円ショップなどでも手軽に購入できます。この機会に、ぜひ一度お試しください。
「音に敏感なのは日本人だけ？」と思われがちですが、実はこれ、他人に不快感を与えないよう配慮するという、立派なマナーや礼儀の一環です。
しかし、この習慣は海外ではあまり見られないようです。たとえば、オーストラリア出身の友人は、日本人のこのような気配りについて、驚きを隠せない様子でした。
音を立てずに生活するための賢いアイデア集
外出先では「音姫」があるおかげで、ある程度対処できますが、自宅ではどうしたらいいのでしょう？特に個人宅では、音姫を設置している場所は少ないですよね。
トイレットペーパーの賢い使い方で音を軽減
音姫がない場合でも、トイレットペーパーを上手に使うことで、トイレの音を軽減させることができます。これは誰でも簡単にできる方法なので、試してみる価値ありですよ。
【トイレの音を軽減する方法】
- トイレットペーパーを少し取り、丸める。
- その丸めたトイレットペーパーを、排泄物が落ちる箇所に置く。
- 座る位置を少し調整すると、より効果的です。
この方法なら、周囲に音が聞こえにくくなり、気になる音も大幅に軽減できます。さらに、このテクニックを紹介した動画もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
水を流しっぱなしはもう古い！賢く節水しよう
以前は、音を消すために水を流しっぱなしにする人も多かったですが、水は貴重な資源です。無駄に水を使うことは、環境にも良くありません。
トイレの水を流す際の水量は、なんと1回で約12～13リットル。これは500mlのペットボトル約25本分に相当します。水を無駄に使っている現実を知ると、節水の大切さがよくわかりますね。
公共のトイレでよくある悩み、音の問題について掘り下げてみました
日常生活の中で何気なく使っている音姫。でも、実際にこの機能を活用している人はどのくらいいるのでしょうか？その実態に迫ってみました。
実に6割超の方々がトイレの音を他人に聞かれることに抵抗感あり！
2014年のTOTOによる調査結果では、驚くことに半数以上の方が「音姫を使用したことがある」と回答しています。さらに、性別で分けてみると、女性ではその数9割にものぼり、男性でも5人に1人は音姫の利用経験があるという結果が出ています。
参考：外出先のトイレに関するアンケート(2014年 TOTO調べ)
トイレの音に関して、約6割の人が他人に聞かれたくないと感じており、特に女性ではその割合が9割を超えています。これは少し意外な結果かもしれませんね。
“古くからある音消しの工夫”
実は、「音消し」のアイデアは江戸時代にまで遡ります。「音消しの壺」と呼ばれる道具があり、これは身分の高い女性たちが使用していたそうです。この壺は水を入れた青銅製で、使用時には手動で栓を抜き、水が流れる音で他の音を消す仕組みでした。昔から、人はトイレの際の恥ずかしさをカモフラージュしたいと考えていたんですね。
建物の構造次第で、トイレの音の聞こえやすさが変わる？
実は、トイレの音の伝わりやすさには、建物の構造が大きく関係しています。一般的に、音の伝わりやすさは木造、鉄骨造、鉄筋コンクリートの順になっており、鉄筋コンクリート造りの建物では、トイレの音が他の部屋に伝わりにくい傾向にあります。
木造の賃貸アパートにお住まいの方は、隣人にトイレの音が聞こえてしまう可能性があるかもしれません。引っ越しを考えている方は、この点も踏まえて建物を選ぶと良いでしょう。また、窓や換気扇からの音漏れにも注意して、必要な時だけそれらを閉じることも一つの手です。使用後は、換気を忘れずに行いましょう。
トイレの音を軽減するアイデア集
トイレでの音を気にしなくて済むような工夫はたくさんあります。例えば、
- 携帯用の音姫を持ち歩く
- スマートフォンのアプリを活用する
- 【自宅用】音姫を設置する
- 【自宅用】防音壁のリフォームを検討する
- 【自宅用】防音・遮音テープで音漏れを防ぐ
など、様々な方法があります。これらを上手く活用して、快適なトイレタイムを手に入れましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
