納豆が大好きな私ですが、家の中で一人だけ納豆を敬遠する人がいます。それは、私の夫です。
共に過ごす朝食の時間、私が納豆を口に運ぶたびに、彼の顔が曇ります。
「納豆のどの点がダメなの？」と尋ねると、「あのネバネバがちょっと…」と彼は言います。
納豆は健康に良いから、夫にも喜んで食べてもらいたいのですが、納豆特有のネバネバをどうにかできないものでしょうか？
心配無用です。ネバネバが苦手な方でも納豆を美味しく食べられる秘訣があるんです！
なんと、納豆の粘りには温度が大きく影響していることが判明しました。
納豆のネバネバを抑える方法、ここで詳しくお伝えします！
納豆の粘り問題を解決！思いの外簡単な対処法
納豆の粘りを気にせず楽しむための簡単な方法をご紹介します！納豆のネバネバは、納豆菌によって生成される養分の一つです。納豆菌が活発に成長する過程で、この粘り気を生み出しているんですね。
しかし、納豆の発酵活動が停止すれば、その粘りも自然と軽減します。納豆を適切に保存することで、この現象を利用できるのです。
具体的には、納豆を10℃以下で保存することが推奨されています。この温度以下では、納豆菌の活動が停止し、結果として粘りが減少します。そこで、納豆を冷凍庫で保存することにより、粘りを抑えることが可能となります。
冷凍保存した納豆を2〜3日経てから取り出すと、その粘りは明らかに減少していることがわかります。ただし、凍った状態では食べられないので、解凍が必要になります。個人的な経験では、一度冷凍した後に解凍した納豆の方が、粘りが少なくなっているように感じます。
解凍した納豆は、通常通り混ぜて食べることができますが、生卵を加えることにより、さらに粘りを感じにくくすることができます。実際、生卵を加えると「おいしい」と夫も喜んで食べています（笑）
また、生卵以外にも、細かく刻んだ漬物や野沢菜、トマトの角切りを混ぜることで、よりさらっとした食感を楽しめ、粘りが気になりにくくなります。
冷凍した納豆を食べる場合、納豆メーカーは冷蔵庫での自然解凍を推奨していますが、うっかり冷蔵庫に移すのを忘れてしまった場合は、電子レンジで10秒～20秒加熱するという方法もあります。
納豆の粘り気、上手に消して美味しく変身させよう
納豆の特徴であるネバネバ感を抑え、さまざまな料理で楽しめる方法をご紹介します。納豆が苦手な方も、このテクニックを駆使すれば、納豆の新たな魅力を発見できるかもしれません。
納豆のネバネバを抑える秘訣
納豆の粘りの主成分であるポリグルタミン酸は、実は熱に弱い性質を持っています。そのため、適度に熱を加えることで、納豆特有の粘りを減らすことが可能です。今回は、そんな納豆を使ったお手軽レシピをご紹介します。
納豆チャーハンでネバネバ知らずの美味しさを
納豆を使った料理の中でも、私のお気に入りは「納豆チャーハン」です。この料理のポイントは、納豆をしっかりと炒めること。これにより、納豆のネバネバが気にならなくなります。
まずは、フライパンに油を熱し、卵をふわっと炒めます。次に、納豆を加え、納豆がパラパラになるまでしっかり炒めます。この工程が、納豆の粘りを抑えるカギです。
その後、ご飯と共に鶏ガラスープの素、しょうゆ、こしょうで味付けし、仕上げに万能ネギを加えれば、見た目にも美味しい納豆チャーハンの完成です。
また、納豆と大根おろしを組み合わせることでも、納豆のネバネバを抑えることができます。大根に含まれる酵素が、納豆のタンパク質を分解してくれるためです。納豆と大根おろしを使った和風パスタも、ネバネバが苦手な方にはおすすめの一品です。
まとめ：納豆のネバネバを上手に扱って楽しもう
納豆の粘りを減らすことで、納豆が苦手な方でも楽しめる料理の幅が広がります。私自身、納豆のネバネバは好きですが、食後のお茶碗の洗い物はあまり好きではありません（笑）。
しかし、納豆の粘りが熱に弱いことを利用して、食器やお箸についた納豆のネバネバを熱湯で洗うと、驚くほど簡単に落とすことができます。この小さなコツも、納豆との上手な付き合い方の一つです。納豆の新しい楽しみ方を見つけて、日々の食生活に取り入れてみてくださいね。
