キッチンの油こぼれの救世主!小麦粉を使った簡単クリーニング法で床のヌルヌルを解消

生活

ほんの少しの油断で…、床に油を落としてしまい…

という状況で、「どうやって片付けるの?」と焦っていることでしょう。

  • 油で滑るフローリング!キッチンにあるあるものが意外な助けに!
  • 床の油汚れにこれはやってはいけない!
  • 床がまだヌルヌルする!この場合どうすれば良い?

これらに焦点を当てていきます。

油で滑る床、救世主はキッチンに!驚くほど役立つ小麦粉

始めに、キッチンで簡単に見つかり、清掃に効果的なアイテムは「小麦粉」。この方法はお掃除を手軽に解決します。詳細を確認しましょう。

小麦粉の使用法ステップ1: 油に対して小麦粉をまく

床に溢れた油に対して、手元の小麦粉を振りかけます。小麦粉が油を吸収し、手で集めることで徐々に塊が形成されます。

まるで粘土を扱うかのように、小麦粉の固まりを作り出すことができます。小麦粉は油をしっかりと吸い取り、床に残さずにきれいにまとめてくれます。さらに、木目の隙間にも侵入し、油を吸収してくれます。

小麦粉を使うことに「もったいない」と感じる方もいるかもしれませんが、掃除に「重曹」を代用することも可能です。

ただし、重曹は小麦粉ほど固まりにくいので、掃除機で吸い取る方が仕上がりが綺麗になります。コスト面では小麦粉が優れていますが、無い場合は片栗粉でも代用できます。

小麦粉の使用法ステップ2: 水拭き

小麦粉で油を効率よく吸収した後は、完了ではありません。床には油が残っている可能性があり、滑りやすい状態になっているかもしれません。

ここで、水拭きのステップが登場します。普段使用している台所用の中性洗剤を使って大丈夫です。水に洗剤を混ぜ、雑巾にしみ込ませてから拭き取りましょう。

スポンジでゴシゴシすると床を傷つける可能性があるため、雑巾を使うのが適切です。速やかに手に入る台所用洗剤が便利ですが、「重曹をお湯に溶かしたもの」や「住宅用洗剤」も代わりになります。

小麦粉の使用法ステップ3: 最終的な水拭きと乾拭き

洗剤で拭いた後は、さらに清掃を進めます。水だけで濡らした雑巾で拭き、その後乾いた雑巾で乾拭きをします。この工程を終えると、油は完全に除去され、床の滑りも無くなるはずです。

次に、小麦粉以外の油汚れ対策、特に絨毯やカーペットに油をこぼした場合の処理方法や、注意点について詳しく説明します。

新聞紙やキッチンペーパーを使った代替方法

小麦粉が手に入らない時は、新聞紙やキッチンペーパーで油を吸収させる方法も有効です。ただし、キッチンペーパーは油の量に応じて大量に使用する必要があるかもしれません。

新聞紙を使用する際の注意点は、油によって新聞のインクが滲み、床に付着する可能性があることです。このような場合は、洗剤で簡単に落とすことができますが、小麦粉を使用する方がより簡単に対処できるでしょう。

カーペットや絨毯での油汚れ対策

以前、フローリングでの油汚れに小麦粉が効果的であることをご紹介しました。では、カーペットや絨毯に油をこぼしてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?

カーペットや絨毯に対しても、小麦粉は有効な解決策です。ただし、これらの素材では、小麦粉を油汚れに直接適用し、一か所にまとめるのが少々困難です。

油を吸収させた小麦粉を優しく擦りつけて細かくし、その後に掃除機で吸い取る方法をおすすめします。

処理の後は、中性洗剤を水に混ぜたものを布に浸して、軽くたたきつけるようにして油を除去します。最終的に、水だけを含ませた布で軽くたたいて乾かし、洗剤の残りを除去してください。

もしカーペットが丸洗い可能であれば、大まかな汚れを除去した後に洗濯することも一つの手です。

粉塵爆発への警告

小麦粉を使った清掃方法が注目されている一方で、「粉塵爆発のリスクはないのか?」という懸念も聞かれます。粉塵爆発は、空気中の粉塵濃度が特定のレベルに達すると、少量の火花で大規模な爆発を引き起こす可能性があります。

しかし、通常の家庭環境で、キッチンで油をこぼして小麦粉を適用する程度では、そのような事態になることはほとんど考えられません。ただし、安全を最優先に考え、使用前には火元を確実に消しておくことが重要です。

小麦粉を大量に空中に撒かないよう、油がこぼれた部分に直接かけるよう心掛けることで、粉塵爆発のリスクをさらに低減できます。

油を床にこぼした際の避けるべき行動

油のこぼれ事故に対処する方法は多数ありますが、実行すべきでない行動もいくつか存在します。ここで、それらの避けるべき対応を紹介します。

油汚れに対してすぐに洗剤を使用すること

一般的に、油汚れには洗剤が有効だと思われがちです。特に、台所用の洗剤は油を効果的に落とすと信じられています。

しかし、油をこぼした直後に洗剤を使ってしまうのは避けた方が良いです。理由は、これによって清掃作業がより複雑になり、後に滑りやすい状態を引き起こす可能性があるからです。

ウェットティッシュの使用

多くの人がすぐに手に取るのがウェットティッシュですが、油と水は混ざらないため、ウェットティッシュで油を拭いても効果はありません。むしろ、油の範囲を広げてしまう恐れがあります。

乾いた雑巾での拭き取り

乾いた雑巾が油をある程度吸収することはありますが、油汚れを広げる可能性があるため、推奨されません。使用する場合は、油を雑巾に吸収させ、その雑巾は使用後すぐに廃棄する心構えでいてください。

中性洗剤以外の使用

清掃にあたり、「中性洗剤」が最適とされています。家庭用洗剤を使う際には、フローリングの床のワックスを落とさないよう、中性であることを確認してください。中性でない洗剤の使用は避けるべきです。

お湯の使用

お湯を使うと汚れが落ちやすいと考えがちですが、フローリングのワックスを落としてしまうリスクがあるため、水を使用することが推奨されます。

床のヌルヌル感が残る場合の対処法

掃除をしても床にヌルヌル感が残ることがあります。これは、油が完全に除去されていないか、洗剤の残留物によるものです。以下は、そのような状況を解決するための対策です。

手近なアイテムを使用した掃除法

家にあるアイテムを利用して、油汚れや洗剤のヌルヌルを取り除く方法があります。

重曹

清掃に頻繁に用いられる重曹は、水に溶かして使用します。

クエン酸やお酢

どちらも使用可能ですが、お酢特有のにおいが気になる場合はクエン酸をお勧めします。水に混ぜて使用し、ヌルヌルを取り除きます。

アルコール除菌スプレー

残留するにおいが気になる場合、アルコールスプレーで清潔にし、においを除去できます。

中性洗剤

まだ油汚れが残っている場合、薄めた中性洗剤を使用して拭き取ります。

これらの方法で、床のヌルヌル感を取り除き、快適な状態に戻すことができます。

特別なコツ: 生卵を床に落とした場合

キッチンでの料理中に生卵を床に落としてしまう事故は誰にでも起こり得ます。私自身も何回か経験があり、その都度、清掃にはかなり手を焼いてきました。

生卵の粘り気と残り香は掃除の大敵です。しかし、こんな時に役立つのが「塩」です。生卵を床に落としてしまったら、迅速に塩を大量にかけましょう。実際には、卵全体を覆うほどの量を使います。

塩をかけた後、約10分間そのままにしておくと、卵は固まり、広がるのを防げます。これにより、卵を簡単に片付けることができるようになります。

たとえば、クリアファイルや下敷きなど、薄い板状のアイテムを使って、固まった卵を容易に取り除けます。塩をかける前よりもずっと扱いやすくなっているはずです。

清掃後は、水でサッと拭き取り、残りのにおいが気になる場合は、アルコール除菌スプレーを使って消臭します。アルコール成分が含まれたウェットティッシュも同様に効果的です。

まとめ

床に油や生卵をこぼしてしまった際、小麦粉や塩が大変役立ちます。これらの対策を知っておくことで、掃除が格段に楽になります。

また、床のヌルヌルはお酢や重曹で簡単に解消できるため、日常生活においてこれらは非常に便利です。

事故が起きた際には、慌てずこれらの方法を試してみてください。それにより、掃除がより効率的かつ効果的に行えるでしょう。

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