日差しを避けるために欠かせない日焼け止め。しかし、使っているとこんなお悩みはありませんか?
- 外出先での塗り直しで服が汚れる
- 顔がテカってしまう
- 服に日焼け止めがついてしまう
これらが私の日焼け止め使用時の大きな悩みでした。特に、服についてしまった後にそれに気づく瞬間は、本当にガッカリしますよね。
そこで、今回は特に服に日焼け止めがついてしまった場合の対処法について徹底調査。時間が経過してから気づいた黄ばみの扱い方や、外出先での応急処置の方法など、幅広くご紹介します。
また、「そもそも日焼け止めが服につかないようにするには?」という方のための予防法についても触れていますので、合わせてチェックするとより一層役立ちますよ。
是非、この記事を参考にして、日焼け止めによるお悩みを解消しましょう♪
日焼け止めシミ、お洋服についちゃったら?解決法はこちら!
お気に入りのお洋服に日焼け止めがついてしまった時の対処法をご紹介します。
基本編
間違って日焼け止めが服につき、色が変わってしまった時
黒い衣類に白い日焼け止めが目立ってしまう時
日焼け止めが服についた時の対処法をわかりやすくまとめました。
それでは、基本の対処法から順番に見ていきましょう♪
基本の対処法
シミ対策の基本となる方法をご紹介します。
準備するものは以下の通りです。
- クレンジング
- 食器用洗剤
- 歯ブラシ
- 清潔な布
クレンジングまたは食器用洗剤を使用することが多いですが、これらを組み合わせることで、シミが落ちやすくなり、衣類へのダメージも少なくなります。
日焼け止めは、ファンデーションなどの化粧品と同様に油分が多く含まれているため、クレンジングや食器用洗剤で落としやすいんです。
クレンジングだけでは衣類がダメージを受けにくいですが、油分を落とす際に食器用洗剤を加えることで、さらに衣類を守ることができます。
対処法は以下の通りです。
- クレンジングと食器用洗剤を混ぜる(適切な割合は下記参照)
- 日焼け止めがついた箇所に塗り込む
- 清潔な布をシミの下に置く
- 歯ブラシで優しくたたく
- ある程度落ちたら、水で洗い流す
- 布を新しいものに替え、流水で洗いながら再び歯ブラシでたたく
- シミが落ちたら、いつも通り洗濯機で洗う
クレンジングと食器用洗剤の混ぜる割合は基本的に「1:1」です。
ウォータープルーフなど落ちにくい日焼け止めの場合は、クレンジングの量を多めにするとより落ちやすくなります♪
歯ブラシでたたく際には、下に置いた清潔な布にシミを移すイメージで行ってください。
この方法は日焼け止め以外のシミにも応用可能ですよ♪
例えば、ファミチキの油が服についた時の応急処置にもこの方法を紹介しています。
基本的には「油」を取り除くという点で共通しています。
是非、参考にしてみてくださいね。
この後、黒い服についた時の対処法や、クレンジングのみ、または食器用洗剤のみで対処する方法もご紹介しています。
ただし、組み合わせることでシミがより落ちやすく、衣類も傷みにくくなるというメリットがあります。
家でクレンジングシートを使って対処する方は、食器用洗剤のみで試してみてくださいね。
プロにお任せ!クリーニング店へGO
最も確実なシミ取り方法ともいえるでしょう。
クリーニング店にお任せするのです!
自宅で様々な方法を試すことも可能ですが、元々が自宅で洗濯できない衣類の場合もあります。
そういった衣類を無理矢理自宅で洗濯してダメージを与えるよりも、プロの手に委ねる方が賢明です♪
確かに多少のコストはかかりますが、染み抜きの専門技術を持つプロフェッショナルが丁寧に対応してくれるので、日焼け止めのシミもきれいになくなりますよ!
日焼け止めが意外な色に!?ピンク色に変わる理由と解決策
日焼け止めがピンク色に変わる時、あなたはどうしますか?
日焼け止めをしっかりと塗って、夏の日差しからお肌を守っているはずなのに、洗濯後に衣類がピンク色になってしまった経験はありませんか?私自身もこの現象に何度も遭遇してきました。
この不思議な変色、原因は一体何なのでしょう?実は、塩素系の漂白剤が関係しています。日焼け止めが衣類に付着し、時間が経つと黄ばんだりしてしまうことがあります。そんな時に塩素系漂白剤を使ってしまうと、ピンク色に変色してしまうのです。
ですが、ご心配なく!このピンク色、実はきれいに落とすことができるんです。
落とし方は主に2つ。自宅にある洗濯用の洗剤や、ケイ酸塩を含む固形石けんが活躍します。具体的な手順をご紹介しましょう。
まずは、洗濯用洗剤を使った方法から。
- 液体洗剤は原液を、粉末洗剤は少量の水でペースト状にしてください。
- その洗剤をシミに直接塗り、約10分間放置します。
- その後、衣類をもみ洗いしてください。
- 一度すすいで、まだ色が残っている場合はこの作業を繰り返してください。
- 最後に、色が落ちたことを確認したら、いつも通り洗濯機で洗ってください。
この方法なら、いつも使っている洗濯用洗剤でOKなので、特別なものを買う必要もありません。しかし、一度できれいに落ちないこともあります。そういう時は、もう一つの方法を試してみてくださいね。
次に、ケイ酸塩入り固形石けんを使った方法です。
- 洋服をぬるま湯に浸し、石けんでしっかり泡立てます。
- 優しくもみ洗いをしてください。
- ピンク色が消えるまで洋服を漬け置きします。
- 色が落ちたら、いつも通り洗濯機で洗いましょう。
この方法は少し手間がかかりますが、「漬け置き」の時間を利用して他の家事を進めることができます。私は朝に衣類をピンク色にしてしまったら、夕方まで漬け置きしておくことが多いですよ。
そして、この「ケイ酸塩入り固形石けん」とは一体何でしょう?私も最初はピンとこなかったのですが、実は子供がいる家庭では一度は使ったことがあるかもしれません。それが「ウタマロ石けん」です。我が家でもこの石けんには大変お世話になっています。
ただし、ウタマロ石けんには蛍光漂白剤が含まれているため、色物の衣類に使う際は色落ちに注意が必要です。色落ちが心配な場合は、「ミセル米ぬか植物石けん」といった他の製品もおすすめです。
日焼け止めによるピンク色の変色以外にも、学生服の白ソックスを見違えるほどきれいにするなど、様々な使い道があります。是非、常備しておくと便利ですよ。
日焼け止めのシミ対策!黒い服でも安心のお手入れ法
黒い服についた日焼け止め、キレイに落とすコツ
夏場の大敵、日焼け止めのシミ。特に黒い服につくとその白い跡は目立つものです。そんな時、「どうしよう…」と悩んだ経験はありませんか?黒い服なので漂白剤も使えず、手詰まり感を感じることも。
でも、安心してください!意外と簡単に解決できる方法があります。その秘密の武器は「クレンジング」です。
日焼け止めの成分は、実はファンデーションととても似ています。ですから、私たちの肌についたファンデーションを落とすのに使うクレンジングで、服のシミもきれいにすることができるんです。
特におすすめなのは、ジェルタイプのクレンジング。トロリとした質感のオイルクレンジングも効果的です。使い方は至ってシンプルです。
- シミになった部分にクレンジングを優しく馴染ませます。
- 汚れが浮き上がってきたら、ぬるま湯で軽くすすぎます。
- その後、いつも通り洗濯機で洗濯します。
クレンジングの量は少なめで大丈夫。大切なのは、しっかりと馴染ませること。汚れを落とす際には、水でも可能ですが、ぬるま湯を使うとメイクの油分が固まりにくく、より効果的です。
そして、最後は普段どおり洗濯機で洗うだけ。これであっという間に、黒い服の日焼け止めシミもきれいに落ちます。
思ったよりも簡単でしょう?この方法なら、夏のおしゃれももっと楽しめますね。
服についた日焼け止めのシミ、あきらめないで!キレイに落とすコツ
日常のちょっとした不注意で、気づかないうちに服に日焼け止めがついてしまうこと、ありますよね。特に夏の終わりに洗濯をしていて、あるあるの悩みがそれ。
しかも、そのシミ、気づいたときには時間が経って固まってしまっていることも。でも、ご安心を。今回はそんな厄介な日焼け止めのシミをキレイに落とす方法をご紹介します。ぜひ、試してみてくださいね。
漂白剤を選ぶ時のポイント
漂白剤選びには、実はとても重要なポイントがあります。主に、漂白剤は酸素系と塩素系の2種類に分類されますが、使い方を間違えると服を傷める原因にもなりかねません。
●酸素系漂白剤でシミ抜き
日焼け止めがついた服には、酸素系漂白剤がおすすめです。シミに直接塗布し、約10分放置。その後、いつも通りの洗濯で大丈夫です。酸素系漂白剤は、シミをしっかりと落としつつ、服を傷めにくいのが特徴。
おすすめの酸素系漂白剤はこちら:
- オキシクリーン
- ワイドハイター
- シャボン玉石けん化炭酸ナトリウム酸素系漂白剤
●塩素系漂白剤は注意が必要!
塩素系漂白剤を使ってしまうと、シミがピンクや赤色に変色してしまうことがあります。
私自身、白いTシャツにキッチンハイターを使ってしまい、ピンク色にしてしまった経験があります。衝撃的でしたが、それでも落とし方はありますので、使ってしまった場合は後述の方法を試してみてください。
塩素系漂白剤には、以下のようなものがあります:
- ブリーチ
- キッチンハイター
- 浴室カビハイター
さらに、効果的なシミ抜きのために、我が家で愛用している漂白剤の種類をご紹介します。
つけおき用、ゴシゴシ洗い用(洗濯板使用推奨)、軽いシミ用、黄ばみや白Tシャツ限定シミ取り用など、シチュエーションに合わせて使い分けることで、服を長持ちさせることができますよ。
これらの情報が、あなたのお洗濯のお悩み解決に少しでも役立てば幸いです。
外出先でも安心!服についた日焼け止め対策
何気ない日常の中で、ふとした瞬間に服に日焼け止めがついてしまうこと、ありますよね。特に外出先で気づいたときのがっかり感は計り知れません。
そんな時でも慌てずに対応できる、簡単で便利な応急処置の方法を、皆さんにお伝えします。これなら、急な外出やお出かけ前にもすぐに対処できますよ。
手軽に使えるハンドソープでピンチを切り抜けよう
外出先で日焼け止めが服についてしまうと、なかなか家のようにすぐに洗うわけにもいきませんよね。そんな時、意外と役立つのがハンドソープです。ショッピングモールや公共の施設など、意外と身近な場所で見つけることができるんです。準備するものは、以下の通り。
- ハンドソープ
- ティッシュ
応急処置の手順は、とてもシンプルです。
- 日焼け止めがついた部分をティッシュで優しく押さえ、油分を吸い取ります。この時、日焼け止めが広がらないように注意してください。
- 新しいティッシュにハンドソープを少量取り、日焼け止めがついた部分に塗り込みます。
- 水を含ませたティッシュで、ハンドソープを優しく拭き取ります。
これで一時的な応急処置は完了です。家に帰ったら、しっかりとした洗濯方法で日焼け止めを落としましょう。
持ち歩きに便利!メイク落としシートでサッと対応
メイク落としシートは、旅行やお出かけの際に便利なアイテムですが、実は日焼け止めが服についた時の対処法としても優秀なんです。コンビニやドラッグストアで手軽に購入できるので、急な時でも安心です。必要なものはこちら。
- メイク落としシート
- ティッシュ
対処法は以下の通り。
- ティッシュで日焼け止めの油分を拭き取ります。
- メイク落としシートを使用して、日焼け止めがついた部分にクレンジングを馴染ませます。
- ティッシュで優しく拭き取ります。
- 水で流せる状況であれば、クレンジングを洗い流します。
- 家に帰ったら、通常通り洗濯機で洗いましょう。
メイク落としシートで対応する場合、水で流せない状況でもティッシュで拭き取るだけで大丈夫です。ただし、飲食店などで提供されるおしぼりは漂白剤が含まれている可能性があるため、使用は避けてくださいね。
去年の日焼け止めの黄ばみ、諦めないで!
日焼け止めが服についてしまい、気づかぬうちに黄ばみができてしまった経験、ありませんか?特に、前年の夏に使用した日焼け止めが原因で黄ばんでしまった服は、もうダメかもしれないと諦めがち。
しかし、正しい方法で洗濯することで、自宅でも黄ばみを落とすことができるんです。
対処法は意外とシンプル。
塩素系漂白剤を使用して、数十分から数時間、黄ばんだ部分をつけ置きします。
これだけで、去年の日焼け止めによる黄ばみを落とすことができます。ただし、塩素系漂白剤の使用は色落ちのリスクもあるので、使用する際は注意してください。
そして、黄ばみが汗によるものなのか、日焼け止めによるものなのかの見分け方ですが、汗からできる黄ばみはくすんだ色味、日焼け止めからできる黄ばみは鮮やかな黄色をしています。この違いを知っておくと、対処法も見えてきますよ。
日焼け止めが服につかないようにする予防策もありますが、万が一ついてしまった場合でも、これらの方法できれいに落とすことができます。ぜひ試してみてください。
日焼け止めのシミ対策!絶対にやってはいけないNG行動
忙しい朝や外出中にも役立つ日焼け止めのシミ対策をご紹介します。ただし、実践する前にぜひ押さえておいていただきたい大切なポイントもお話しします。
日焼け止めのシミを落とす際に避けるべきこと、それはコレです!
NG行動①:洗濯表示を見ずに処理を始めること
NG行動②:ベンジン使用時の安全対策を怠ること
それでは、詳しい内容を見ていきましょう。
洗濯表示を必ずチェック!
自宅での洗濯が不可能な衣類に水洗いを施してしまうと、その形が失われたり、生地が痛んだりする恐れがあります。
そうならないためにも、無理に自分でシミを取ろうとせず、専門のクリーニング店に預けてプロの手に委ねることをお勧めします。
ベンジンの使用には注意を
この記事では詳しく触れていませんが、強力な洗浄効果を持つベンジンを使って衣類についた日焼け止めを取り除く方法があります。
しかし、ベンジンは衣類の生地を傷めるリスクもあるため、使用には十分な注意が必要です。
- 初めての使用時は目立たない部分で試し洗いをする
- ゴム手袋を着用する
- 室内の換気を行う
これらの安全対策を必ず守って使用してください。
まとめ|日焼け止めが衣類についてしまった時には
いかがでしたか?
日焼け止めを塗っている最中やその後、衣類についてしまったシミを見つけたり、去年のシミが残っていたりと、日焼け止めが衣類につくことはよくあることです。
しかし、正しい方法で対処すれば、衣類についた日焼け止めのシミを恐れることはありません。
この記事では、日焼け止めが衣類についた際の対処法として、基本的な落とし方から、特殊な状況下での対処法まで、様々な角度からアドバイスをお伝えしました。
これで、衣類についた日焼け止めのシミも怖くない!外出時の日焼け止めの塗り直しも、もう心配無用です。
この記事が、日焼け止めに関するお悩みを解決し、快適な日々を送るお手伝いとなれば幸いです。日焼け止めを塗って、紫外線からお肌を守りつつ、衣類へのシミも上手に対処していきましょう!