【簡単】たけのこの水煮から酸味を消す方法は○○で洗い流すだけ

食材

たけのこの水煮を開封すると、時にはすっぱいような特有の臭いが感じられることがあります。

天然のたけのこが持つ、あの自然な風味とは違い、ややがっかりすることも。

この記事では、たけのこの水煮特有の酸っぱい臭い消す方法と、その原因について詳しく解説します。

たけのこ本来の美味しさを引き出すコツをご紹介するので、たけのこ料理のレパートリーが広がるはずですよ。

たけのこの水煮の酸味を消す方法

たけのこの水煮から酸っぱい匂いを取り除く方法は、意外とシンプルです。

開封したたけのこの水煮のパッケージ内の水を捨て、流水で洗います。

その後、たけのこが漬かるくらいの大きな鍋で2~3分茹でてください。

この工程により、余計な酸味や保存料などが取り除かれ、自然な風味に近づけることができます。

特に保存期間が長い製品や酸味が強いものは、15分程度と少し長めに茹でるといいでしょう。

ただ、あまり煮すぎるとたけのこが柔らかくなってしまいますので、ほどほどに。

茹で上がった後は、たけのこを水でよく洗い、ザルで水切りを行います。これで、余分な酸味を減らす「茹でこぼし」が完了します。

プラス調理前、新しい水にさらすとより酸味を抑えることができます。たけのこの水煮に含まれる添加物が気になる方もこの方法がおすすめです。

ちょっとしたひと手間ですが、たけのこ水煮の自然な風味を引き出して料理に活用することができます。

たけのこの水煮が酸っぱいのは保存料が原因

ちなみにですが、たけのこの水煮に感じられる酸味は、決して品質が劣化しているわけではありません。

原因は保存料。

水煮のたけのこに使用される保存料には、酸化を防ぐための乳酸やビタミンC、クエン酸などの酸性の食品添加物が含まれています。

水煮たけのこが季節に関わらず、いつでも安心して食べられるのはこの保存料のお陰なんですね。

ですがこの保存料のせいで、たけのこの水煮にはどうしても酸味が付着してしまうのです。特に薄味の料理に使う場合、保存料の味が際立ってしまうというわけ。

ですから先ほどの手順でたけのこから保存料を抜くことで、酸味が消えてくれるんです。

たけのこの水煮の酸味を消す方法まとめ

天然のたけのこは、「甘味」が美味しさを引き立てますよね。

生のたけのこを調理する際には皮を剥くなどの下処理が必要となりますが、その苦労も報われる美味しさというわけです。

それに対し、水煮たけのこは一年中手に入り、下処理の手間が省けるため、忙しい日常生活において重宝されます。

ですが酸味の原因は保存料。添加されるのは、長期保存を可能にするためですが、これが酸っぱい匂いの原因となってしまいます。

この酸っぱい匂いに関しては、茹でることで簡単に軽減することができます。茹でこぼしや水にさらし、たけのこ本来の美味しさを引き出してあげましょう。

たけのこの水煮を上手に活用して、一年中美味しいたけのこ料理を楽しんでください。

タイトルとURLをコピーしました